シリコン型を、オーブンで使えるか迷った経験はありませんか?
シリコン型は耐熱温度以内で、加熱時間が20分以内であれば、庫内の温度設定ができるオーブンでは使用することが可能です!
ただし、同じオーブンでもトースターでは焼け溶ける危険性があり、ケガにもつながるので使用はできません。
オーブンとトースターの違いや、正しい使い方も解説します。
オーブンでシリコン型を使うときも、正しい使い方をすることで、ケガや破損の防止にもつながります。
そしてダイソーで販売している、かわいいシリコン型や、上手に焼くコツも紹介しているので、参考になるとうれしいです。
コツを知らなかった私は、盛大に失敗した経験があるので、もっと早く知りたかったと思いました。
最後には、大人からお子さんまで好きそうなレシピも載せていますよ♪
シリコン型はオーブンOK!トースターNG!その理由は?

オーブンとは、電子レンジに付いているオーブン機能のことです。
ケーキを焼く場合は、オーブンを使うことがマストになってきますよね。
電子レンジに付いているオーブン機能は、耐熱温度や推奨されている加熱時間を守れば、基本的にシリコン型を使用することができます!
オーブンは庫内の温度設定ができ、熱い空気を循環させることで、外側からじっくりと熱を通すことが特徴です。
直火ではないこの特徴が、オーブンでシリコン型が使用できる理由にもなっております。
どんなシリコン型も、直火で使用することは破損にもつながり、とても危険なのでおすすめできません。
私も実際に、シリコン型を使ってオーブンでマフィンを焼いたことがありますが、何の問題もなく作ることができましたよ♪
しかし、万能に思えるシリコン型も、トースターを使用することができません。
なぜ、オーブンでは使えて、同じ「焼く」機能のトースターでは使えないのか説明していきます。
熱源が近いトースターはNG!溶ける可能性があり危険!
オーブンと同じ、「焼く」機能でもトースターでの使用は危険ですので絶対にやめてください!
トースターは、庫内の温度設定ができなく、熱源が近いため一点だけ高温になってしまう可能性があるので、シリコン型の使用はできません。
私の友人から、トースターでグラタンを作ろうとしたら、シリコンが焼け、溶けてしまったと連絡がきたことがあります。
送られてきた写真を見たとき、ゾッとしました。
トースターの熱源が近すぎて、一部が耐熱温度を超えてしまったため、シリコン型が焼け、溶けてしまったのだと思われます。
もちろん、シリコンが溶けてしまっているので、グラタンの中身もシリコン型も、どちらも処分することになってしまいました。
このとき、とても嫌なニオイがしたとも聞き調べたところ、シリコン型が溶けたときや長時間の使用で、ガスも発生することがわかりました。
トースターで使うと変なニオイが!これって有毒ガス?
「トースターで使用したら、とても嫌なニオイがした。」
シリコン型を200度以上で加熱し続けると、人体への有毒性はないものの、環状シロキサンというガスが発生する可能性があります。
シリコン型の使用時間を守ることはもちろんですが、耐熱温度が230度でも200度以上になることは避けた方が無難かもしれません。
トースター以外に、オーブンやフライパンで使用する場合にも、200度を超える高温が続くとガスは発生します。
もし、煙などがでて嫌なニオイがしても、環状シロキサンという物質に有毒性は認められていませんのでご安心ください!
しかし、食べ物にガスのニオイが付いてしまい、嫌な気持ちになる場合もありますので、温度設定にはご注意くださいね。
このあとに、シリコン型の耐熱温度以外の注意点を説明します。
シリコン型のオーブンでの使い方は天板なしで20分以内

いざ、シリコン型を使ってオーブンで焼き菓子を作ろうと思った時、正しい使い方がわからないと不安になりますよね。
シリコン型をオーブンで使う時は、予熱するときは必ず天板を外し、加熱時間を20分以内にすることで、安全に作ることができます♪
オーブンの予熱をするときは、天板を外して予熱することが基本の使い方です。
そして、シリコン型を使って焼き菓子を作るときは、20分以内で焼くことができる「プチケーキ」など小さなものがむいています。
天板を外すとき、他の注意点もありますのであわせて説明していきます。
予熱するときは天板が抜かれていることを確認してから
オーブンを使い焼き菓子を作る場合、必ず天板を外したことを確認してから、予熱を開始しましょう。
天板を外さず予熱してしまうと、火傷などのケガにつながる恐れや、シリコン型を乗せたときに溶けてしまう可能性があるからです。
同様に、オーブンの上に天板を置いておくことも、高温になり危険ですのでやめましょう。
オーブンは、予熱しているときからあなたが思っている以上に高温になります。
私も、オーブンの上に置いて高温になった天板で、火傷をした経験がありますが、思っていた以上に熱くとても怖かったです。
シリコン型を使う場合は、天板に乗せた瞬間溶けてしまう可能性もありますので、予熱のとき天板を外し、熱くならないところに置いておきましょう。
オーブンで加熱する時間が20分以内だと安全♪
シリコン型の取扱説明書には、耐熱温度以内であっても、20分以上続けて加熱することを推奨していないと書かれた商品が多いです。
その理由としては、20分以上加熱し続けると、変色や破損につながるからです。
なので、オーブンでシリコン型の正しい使い方は「プチケーキ」など、小さな焼き菓子で、加熱時間が少ない場合にむいています。
しかし、作りたいものによっては、焼き時間が20分以上になってしまうこともありますよね。
そんなときは、無理にシリコン型は使用せず、焼き時間の指定がない素材の型を使用し、安全第一で調理しましょう!
ダイソーのシリコン型はオーブンでも使えて高コスパ

オーブンで使うことができるシリコン型は、実はダイソーにもたくさん売っています。
スペックが高いのに220円(税込)と高コスパで人気があるダイソー商品の詳細や、かわいさそのままで焼くコツも紹介します。
私も、ダイソーのプチケーキを焼くシリコン型を持っていますが、とてもかわいく焼くことができるのでお気に入りです♪
さらに、実際に使って失敗した経験をふまえて紹介していきます。
ダイソーでおすすめなのはかわいいキャラクター型

ダイソーといえば、プチケーキが焼ける、かわいいキャラクターのシリコン型があると有名になっていました。
ディズニーともコラボしている商品や、ネコの肉球型などたくさんあり、常にかわいいシリコン型が増え続けている印象です。
今回は、私の大好きな「くまのプーさん」のシリコン型があったので、紹介していきます♪
他にも、色々なキャラクターがありますが、プチケーキを焼くシリコン型のスペックは、同じなので安心してくださいね。
耐熱温度も高くダイソーとは思えないクオリティー
ダイソーのプチケーキが焼けるシリコン型は、値段が220円(税込)で耐熱温度が230度まで、耐冷温度が-30度と、ハイスペック商品です。
プチケーキを焼く場合の温度は、170度~180度ほどで焼き上げることができるので、耐熱温度に全く問題なく調理することができます。
耐熱温度もしっかりしていて、かわいいキャラクターのシリコン型が、220円(税込)で買えるのはとっても魅力的ですよね!
しかし、中には食器洗浄機と食器乾燥機での使用ができないダイソー商品もありますので、裏の注意書きをよく読む必要があります。
次に、おすすめのシリコン型の使い方を紹介します。
ひと手間かけるだけで、キャラクターの顔が崩れることなく、かわいさがそのままでプチケーキを焼くことができるのです。
焼く前と焼いた後のひと手間でかわいさはそのまま♪

せっかくかわいい型でプチケーキを焼いたのに、取り外すときに失敗してボロボロになってしまった。
そんな悲しい失敗体験をしたのは私です(笑)
しかし、焼く前シリコン型に油やバターをぬり、焼いた後はしっかり冷めてから取り出すことで、圧倒的に型離れがよくなります。
私はシリコン型がツルツルしているため、油なんてぬる必要ないと思い、焼きあがったらかわいいプチケーキを見たくて、すぐに型から外していました。
今思えばやってはいけないことを全てやっている、最悪な状況でした。
いくらかわいい姿が早く見たくても、必ずしっかり冷めるまで待ってから、シリコン型を外してください。
焼きたては、生地とシリコン型の間に空気が入っていないため型離れしにくいです。
しっかり冷ますことで、生地とシリコン型の間に空気が入り、キレイに型から外すことができますよ。
型離れがしやすいように、油をぬるときはオイルスプレーが1本あると便利でおすすめです。
- 加圧式のため霧状のオイルが継続してでる
- 好きなオイルを入れて使うことができる
100均や他の加圧式ではないオイルスプレーは、「霧状にならなくボタっと油が落ちる」という口コミが多くありました。
霧状にならないと、液だれもします。
しかし、スタビアリュクスの商品は加圧式なので霧状になり、1000円未満で購入できるのに機能性にも優れています。
口コミでも、加圧のおかげでミストのようにでると言われていました。
好きなオイルを入れることができるので、オリーブオイルなど入れておくと、フライパンからパスタやサラダにまで使うことができるのです。
シリコン型以外にもいろいろな用途で使うことができるので、1本あると便利だと思いますよ♪
シリコン型とオーブンで簡単レシピ♪短時間で安心!

ダイソーのシリコン型を使い、耐熱温度以内で加熱時間も20分以内の、安心して作ることができるレシピを紹介します。
ダイソーのプチケーキ型は、手のひらサイズの大きさのため、焼き時間が短くても火を通すことができます。
簡単なので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてください♪
大人も子供も大好き!バナナで作る簡単プチケーキ
バナナが好きなお子さんは多いのではないでしょうか。
簡単に作ることができますし、シリコン型もかわいいので、お子さんと一緒に作ると盛り上がりそうですね!
それでは、ダイソーのキャラクターシリコン型1枚分のレシピを紹介します。
- バナナ …1本
- こめ油 …大さじ3
- 牛乳 …大さじ3
- たまご …1個
- 薄力粉(A) …80g
- 砂糖(A) …20g
- ベーキングパウダー(A) …小さじ1
- 1天板は外しオーブンを180度に予熱しておく
天板はオーブンの上に置かず、熱くならないようにする
- 2(A)をビニール袋に入れてよく振る
ビニール袋の中で振ることで、しっかり混ぜることができます
- 3バナナを細かくつぶす
フォークを使うとつぶしやすいです
- 4たまご、牛乳、こめ油を加え泡だて器でよく混ぜる
バナナのボウルに入れます
- 5(A)の粉類も加えてよく混ぜる
- 6シリコン型にバターをぬる(分量外)
- 7細かい部分までいきわたるように型に流し込む
- 8180度に予熱したオーブンで15分焼く
- 9冷めてからそっと型から外して完成!!
予熱したオーブンに入れるときは、必ず大人が作業してほしいですが、混ぜる作業やビニール袋を振る作業は、お子さんでも楽しくできそうですね。
一緒に作るとおいしさも倍になる気がします♪
まとめ

- シリコン型は、オーブンで使える場合は多いが、トースターでは使用できない
- 庫内の温度設定ができて、熱い空気を循環させ焼くオーブンは、シリコン型の耐熱温度や、推奨加熱時間を守れば使用することができる
- 庫内の温度設定ができなく、熱源が近いため一部高温になり、耐熱温度を超える危険性があるトースターはシリコン型の使用ができない
- シリコン型を200度以上で加熱し続けると、異臭のする環状シロキサンというガスが発生するが、人体に悪影響はない
- シリコン型をオーブンで使う場合は、天板を外して予熱をし、加熱時間を20分以内にすることで安全に調理できる
- 天板ごと予熱してしまうと、火傷やシリコン型を乗せたときに溶けてしまう可能性があり、危険なので必ず天板を外して予熱する
- シリコン型の耐熱温度を守ることは重要だが、20分以上加熱し続けることを推奨していない場合も多いので注意が必要
- ダイソーは、かわいいキャラクターのシリコン型が220円(税込)で耐熱温度230度、耐冷温度-30度とクオリティーが高い
- 焼く前に油やバターをぬり、冷めた後に型から外すひと手間で、かわいいキャラクターの顔がボロボロにならない
- ダイソーのシリコン型を使ったバナナプチケーキは、簡単なのでお子さんと一緒に安全に作ることができる
シリコン型は使い方を間違えると危険ですが、正しい使い方をすることで、安全にかわいいプチケーキも焼けることがわかりました。
そして、ダイソーにはまだまだかわいいシリコン型があるので、集めてみたいです!
これからも、安全第一でお菓子作りを楽しんでいきましょうね♪
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