マットレスや敷布団の買い替えに、ブレスエアーを検討していませんか?
ブレスエアーとは、1990年に東洋紡が開発した三次元網状構造体の素材です。
ブレスエアーを調べているとネット上には欠点も書かれており、不安になりますよね。
欠点といわれる、「寒い」「音がうるさい」「へたりやすい」は、繊維や構造の特徴によるものです。
しかし、欠点といわれる寒いことは対策できて、へたりやすさは使用方法を守ることで長く使えます!
音に関しては、あなたがどのくらい音に敏感か見極める必要があります。
本記事では、ブレスエアーの特徴と、メリットやデメリットを解説します!
他にも、腰痛防止のマットレスや敷布団のおすすめ、日本全国に店舗があり、実際にチェックできるニトリの商品まで紹介しています♪
ブレスエアーの欠点3つ!特徴とメリットもあわせて紹介

ブレスエアーは、繊維がループをえがきながら三次元方向につながっている構造体のため、三次元網状繊維構造体とよばれています。
インスタントラーメンをイメージすると想像しやすいかもしれません。
しかしこの三次元網状構造体の特徴が、ブレスエアーの欠点である「冬に寒い」「音がうるさい」「へたりやすい」原因につながってしまいます!
特に、このような口コミが多くありました。
- 背中から冷気がきている感じがして寒い
- 夏は快適だけど、冬は風の通りが良すぎて寒い
寒さは下から来ますので、やはり背中から寒く感じるという意見がありました。
- パキパキ、パリパリ謎の音がする
- 寝返りを打つたびゴソゴソ音が鳴り気になる
音に敏感な場合は、寝返りを打つたびゴソゴソ、パリパリ音が聞こえるのは苦痛かもしれません。
- 腰のあたりが1か月もたたずへたってしまい残念
- だんだん体重のかかる真ん中がへこんできた
腰の部分に1番体重がかかるので、へたりやすいのは真ん中の腰部分が多いようです!
ブレスエアーはもちろん欠点だけではないので、ここから特徴とそれによるメリットも解説していきます。
寒いのは三次元網状構造体の特徴で通気性が良いから
三次元網状構造体であるブレスエアーは、密度が低いながら、プラスチックのような繊維が点で重なり耐久性がうまれている素材です。
まず、三次元網状構造体から生まれる欠点やメリットを紹介します。
- 三次元網状構造体は密度が低く、通気性が良いため冬は寒い
- 通気性が良いので、夏は蒸れにくく寝心地が良い
- ほどよい反発力で重い腰も支えてくれる
- 洗うことができる
ブレスエアーは、インスタントラーメンのような見た目通り密度が低く、通気性がとても良い製品です。
それによって、夏は良いけど、冬は寒くて仕方ないという口コミもあります。
敷布団やマットレスでも、フローリングの上にそのまま敷いて使用する場合は、床から冷気が直にくるので、寒く感じると思います。
しかし、寒さは床からくるものなので、断熱シートを最初に敷くことで寒さが明らかに軽減されたという口コミがありました♪
冬の寒さより、夏の暑さが気になる場合や、夏と冬で寝具を分けている場合は、ブレスエアーの快適な寝心地を実感できると思います。
三次元網状構造体が、体の重みを受け止める力とそれを押し返す力を両立、その反発力で全身をしっかりサポートしてくれ、さらに重い腰までしっかり支えます。
ブレスエアーの寝心地は、まるで雲の上で寝ている感覚と例えられるほど良いそうです。
そして、密度が低いブレスエアーはそのままシャワーなどで洗うことができて、すぐに乾かすこともできます。
しかし、メーカーによっては劣化を防ぐため水洗いを推奨していない場合もありますので、各メーカーの取り扱いを守るようにしましょう!
小さなお子さんがいて、おねしょしてしまった場合や、汗っかきで頻繁に寝具を洗いたい場合、すぐ洗えるのはうれしいポイントですね♪
音がうるさいと感じるのは特徴的な繊維がこすれるから
ブレスエアーが三次元網状構造体であることは説明しましたが、使われている繊維も重要です。
この繊維によって起こる欠点とメリットはこちらです。
- 繊維がこすれてカシャカシャ音がうるさく感じる
- 圧縮回復特製による耐圧分散性で腰痛もちに良い
- 圧縮回復特製が優れていると高反発とよばれ、寝返りがうちやすい
ブレスエアーの繊維は、優れたゴム弾性をもつので、除圧時に元の形に戻るスピードがとても速く、これを圧縮回復特製といいます。
ブレスエアーの繊維はプラスチックのような素材のため、寝転がった衝撃や寝返りで繊維がこすれあい、カシャカシャ音がしてしまいます。
お子さんが使っているときに、音がうるさく起きてしまうことや、音に敏感な場合は気になってしまうかもしれませんね。
しかし、音がうるさいという口コミを見て購入したけど、実際使ってみたら全然気にならなかったという意見もありましたよ♪
私はガシャガシャ音が鳴るそば殻枕を使っても平気なので、音は気にならなさそうです!
私と同じく、枕の音が気にならないあなたも、ブレスエアーをうるさく感じることは少ないと思います。
メリットとしては圧縮回復特製があると、耐圧分散性を発揮するということです。
耐圧分散性とは、寝転んだときの接触面積が多くなり、全体に受ける圧力が分散されるという特徴によって腰痛防止にもなるといわれています。
他にも、圧縮回復特製があると「高反発」といわれる寝具になり、寝返りをうつことも楽になりますよ♪

私も現在、ブレスエアーではありませんが高反発寝具を愛用しています。
高反発寝具を使うようになって、1番思ったことは「体が疲れない」ということです。
朝起きたとき、肩や首など痛かったのですが、高反発寝具を使うようになってから改善されたように思います。
へたる速度は個人差あり!11万回の圧縮テストをクリア
ブレスエアーの欠点としてあがっていた最後の1つは、「すぐにへたる」いう意見でした。

耐久性が自慢のブレスエアーがすぐにへたるだって!?
ブレスエアーの商品説明にも、11万回の圧縮テストで高耐久性を実証しています!
では、なぜすぐへたることが欠点にあがっているの?と思いますよね。
ブレスエアーは、体重が70Kg以上ある場合はへたりやすくなる
体重が70㎏以上でへたりやすくなるのは、少し使い勝手が悪いと感じることもあるかもしれません。
背の高い男の人はもちろん、筋肉が多い男の人だと、体重が70㎏超えることも多いのではないでしょうか。
全体的にへたるのではなく、腰部分のみへたりが早いと、寝心地も悪くなってしまいそうで気になりますね。
しかし、体重制限を守り、お子さんや女の人、ご年配の家族が使用する分には、安心して長く使えると思いますよ♪
ブレスエアーの欠点として、3つ大きく紹介してきましたが、必ずしも欠点になるとは言い切れないものでした。
なので、あなたの生活環境、音の敏感さ、体重などを考慮してブレスエアーの購入を検討することをおすすめします。
次に、数あるブレスエアーの中から、腰痛防止にもなるおすすめ商品を紹介していきます♪
ブレスエアーのマットレスと敷布団のおすすめ商品!

ブレスエアーは、色々なメーカーからたくさんの種類が販売されているので、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。
ブレスエアーのマットレスは、常に床やすのこに敷きっぱなしにしたいあなた、敷布団は毎日上げ下ろししたいあなたにおすすめです!
今回、マットレスと敷布団で、さらに腰痛防止にもなるおすすめのブレスエアーを紹介していきます♪
爽快潔リビングからは厚みが8㎝もあるマットレス
マットレスの購入を考えている場合は、すのこの上や床に直で敷き、毎朝収納せず敷きっぱなしで使うことが多いのではないでしょうか。
爽快潔リビングのネムリエroyalは、厚みが8㎝もあるので底付きしなく単独で使用することが可能で、腰痛防止にもなるマットレスといわれています。
ブレスエアーのマットレスを単独で使うには、5㎝以上の厚みが必要だと言われているので、8㎝も厚みがあると寝心地が良さそうですね。
マットレスを床に、直で敷きっぱなしにしていると、カビがはえることも気になりませんか?
しかし、ブレスエアーはその通気性の良さからマットレスの下にカビがはえる心配がありません!
もちろん敷きっぱなしで使用しても大丈夫ですが、ブレスエアーを洗ったときに乾かしやすいことから、折り畳み式が立てかけやすくおすすめです♪
さらに、2層構造になっているマットレスや敷布団は、1層目で体にフィットさせ、2層目で体をしっかり支える特徴から腰痛防止に良いとされています。
そんなうれしい商品が、爽快潔リビングから「ネムリエ」という名前で発売されています!
長さ | 硬さ | 厚み | 層 | 重量 | 価格 | |
ネムリエroyal | 約95㎝×約195㎝ | 柔らか/普通/硬め | 8㎝ | 2層 | 約6.2㎏~6.5㎏ | 42000円(税込) |
他にも上位モデルがありますが、紹介するネムリエroyalが、1番ベーシックな種類となります。
実は以前「FOUR SEASONS EX2」という名前で販売されていましたが、2020年4月21日よりネムリエとしてリニューアルしました。
爽快潔リビング公式サイトでは、無料のネムリエ診断であなたの体格や睡眠時の悩み、就寝環境からおすすめの寝具を提案してくれるサービスです。
口コミでは、購入を促すようなことは一切なかったという意見がありましたので、硬さの相談だけでも気軽に相談してみてくださいね♪
他にはこんなメリットもあります。
- 体形に合わせて硬さを選ぶことができる
- 2層を3分割構造なので中芯をローテーションできる
- へたった中芯は交換できる
硬さを3種類から選ぶことができるのは紹介しましたね。
他にもネムリエは、3分割構造となっているため、もし腰の部分がへたってきたとしても、足の部分の中芯と入れ替えて使うことができるのです!
中芯を入れ替えて使うことができるとなると、確実に長く使うことができます。
3分割構造になっているので、全体を洗わず、汚れた部分だけ洗えることもお手入れが簡単でうれしいですよね。
しかし、万が一お子さんがおねしょをしてしまって、水洗いをしたけどニオイが気になる場合は、マットレスを使うのが嫌になるかもしれません。
そんなときは、中芯を1枚4500円(royalの場合)から購入することができるのも魅力の1つです。
最初は価格を見て、正直高いなと思いましたが、3分割構造や1枚から中芯を購入できることから、長い目でみたとき魅力的な商品だなと思いました!
次に、敷布団のおすすめを紹介していきます。
毎日収納する場合はディノスのグラデーション敷布団
敷布団は、押し入れやクローゼットに毎日収納できることが魅力的ですよね。
私も寝具が部屋にでていることが嫌で、毎日収納して使っています。
もちろん、ブレスエアーの敷布団の中にも腰痛防止に良いとされているものが、ディノスの敷布団NEOシリーズで販売されています。

ディノスのブレスエアー、敷布団NEOのスペックは以下になります。
長さ | 硬さ | 厚み | 層 | 重量 | 価格 | |
敷布団NEO | 約98㎝×約200㎝ | ー | 5.5㎝ | グラデーション | 約6.1㎏ | 21890円(税込) |
硬さは、ブレスエアー自体下からハード~ソフトに変わる構造となっているので、硬さを選ぶことはできません。
しかし、このグラデーションになっているブレスエアーが腰痛防止に良い働きをしているのです!

2層構造と同じ働きをしていそうですね!
そして、ブレスエアーを単独で使う場合は5㎝以上の厚みがあると快適な寝心地を実感できますが、こちらの商品は5.5㎝で少し不安になりますよね。
敷布団NEOは、「ふかふか」の綿が入った側カバーがついているため、5.5㎝の厚みでも底付き感はなく、快適に使えるという口コミが多いです。
さらに、反対側は「サラサラ」のカバーになっているので、夏も蒸れず使うことができますよ♪
他にも、使い勝手が良さそうなメリットがたくさんありました。
- ピタッと畳める3つ折り構造
- 防ダニ・抗菌防臭わたを使用
- 洗えるカバーでいつでも安心
毎日布団を上げ下ろしするときに、3つ折りでピタッと畳めると収納しやすくうれしいですよね。
私も、あまりにもふかふか過ぎる敷布団だと、収納するときうまく持てなく、朝からすごく疲労につながったことを覚えています。
側カバーに使用されている、ふわふわの綿は防ダニ・抗菌防臭の素材が使われていますので、汗っかきの人でも安心して使えますよ♪
さらに、側カバーは洗濯機で丸ごと洗うことが可能なので、汗のニオイが気になるときや、お子さんのおねしょもカバーを洗えば済みますね!
デメリットとしては、ディノス敷布団NEOのブレスエアーは水洗いができないことがあげられます。
中芯のお手入れ方法は、風通しの良い日陰干しを推奨していて、天日干しなら1~2時間までとされていますので注意が必要です。
口コミでは、「リピートしていて、前回は6年も使用できた!」という意見があり、その耐久性の高さに正直驚きました。
水洗いできないことは残念ですが、正しい使い方をすることで6年も同じ寝具を使用できるなんてすごいと思いました!
毎日寝具を収納したく、なおかつ腰痛防止にコスパまで良いブレスエアーを探している場合は、ディノスの敷布団NEOがおすすめですよ♪
ブレスエアーはニトリからもN-BREATHとして販売中

ブレスエアーの欠点であり、1番個人差があると紹介した「音がうるさい」という問題ですが、音に敏感だと感じているあなたは購入に踏み切れませんよね。
実際にあなたの目で見て、触って、確認することが出来たら安心感が増すと思いませんか?
実は、日本全国に店舗があるニトリからも「N-BREATH」という商品で、ブレスエアーと同じ三次元網状構造体の寝具が販売されています!
今は、なんでもネットで購入できますが、値段が高い物や、使用感に個人差があるものは試してから購入したいですよね。
ニトリのN-BREATHのスペックはこちらです。
長さ | 硬さ | 厚み | 層 | 重量 | 価格 | |
N-BREATH | 約97㎝×約198㎝ | かため | 8㎝ | 1層 | 8.08kg | 29900円(税込) |
ニトリのブレスエアーは、東洋紡の素材ではなく、ニトリ独自の三次元網状構造体を使用している寝具です。
ニトリオンラインストアでは、4層構造となっておりますが、今回はカバーを含めず、三次元網状構造体の層のみでスペックをだしております。
ニトリの商品は、三次元網状構造体は1層となっているため、腰痛防止に特化した商品ではないようです。
しかし、三次元網状構造体の寝具自体、腰痛に良いとされているので、特化した商品ではないですが、腰痛が楽になったという口コミもありましたよ♪
そしてこの価格で、厚みが8㎝もあるため、単独で使用することができ、寝心地も良いことは想像できますね。
さらに、寝心地が変わるリバーシブルカバーも付いているため、夏はメッシュ生地で涼しげに、冬は通常密度の生地で寒さを抑えることができます!
他には、ニトリ独自のこんなメリットもありました。
- 腰部分の真ん中は密度の高い三次元網状構造体を使用
- 優れた耐久性で高反発を維持できる
- 水洗いできる
1番へたりやすい腰部分の真ん中は、密度の高い三次元網状構造体を使用することで、長く使える工夫がされています。
このような、1番負担のかかる真ん中部分だけ、へたりにくくするため密度を変えているのは、ニトリの商品だけでした。
さらに、室温70℃で厚みの50%まで圧縮した状態を22時間続ける試験で、他社製品より優れた耐久性があることを実証しているのです。
そして、ニトリのN-BREATHは水洗い可能だと公式が発表しているので、安心して洗うことができますよ♪
気になる口コミですが、とても良く、寝返りがうちやすいことや寝心地が良いという意見が目立っていました。
デメリットとしては、思ったよりも硬いため、向き不向きがあるという意見がありました。
実際に何日か寝てみないと、硬さによる向き不向きはわからないかもしれません。
しかし、ニトリだと実際に店頭に見に行くことができるのが最大の強みではないでしょうか。
気になるあなたは、繊維のこすれる音や、硬さまで実際に店頭で確認してから購入する方が良いと思います。
ニトリ以外でも、ブレスエアーなど三次元網状構造体の寝具が気になっている場合は、足を運んでみる価値がありそうですね♪
まとめ

- ブレスエアーの欠点は、寒い、音がうるさい、へたりやすいこと
- 寒いのは、三次元網状構造体の独特な密度の低く通気性が良い構造から起きる欠点だが、冬は下に断熱シートを敷くことで対処できる
- 音がうるさく感じるのは、プラスチックのような繊維同士がこすれることが原因で、音の敏感さは個人差があるため注意が必要
- ブレスエアーは11万回の圧縮テストをクリアしている商品で、へたりやすく感じる場合は体重制限やお手入れなど使用方法を見直す
- ブレスエアーのマットレスは床やすのこに敷いたままにしたいあなた、敷布団は毎日上げ下ろししたいあなたへおすすめ
- 爽快潔リビングのマットレス、ネムリエは厚み8㎝もあり床やすのこに直で敷いても底付きせず、2層構造で腰痛防止にも良い
- ディノスの敷布団NEOは、厚み5.5㎝で床に直で敷けて、グラデージョン構造で腰痛防止に特化、リバーシブルの側カバーも付属している
- ニトリからもN-BREATHという商品で三次元網状構造体の寝具が発売されており、実際に足を運び、音や硬さをチェックできることが魅力
ブレスエアーの欠点は、独特の構造により生まれるものでしたが、その特徴がメリットにもなっていることがわかりました。
毎日使う寝具なので、妥協や失敗はしたくないですよね。
マットレスにするのか、敷布団にするのか、あなたの用途別で、好みに合った寝具を選ぶお手伝いができているとうれしいです。
快適な睡眠を手に入れて、毎日元気なあなたでいてくださいね♪
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